神戸市須磨区・垂水区でも近年は住宅ローン金利の上昇をきっかけに売却相談が増えています。住宅ローン金利上昇で売却相談が増加?理由と判断のポイントを解説の画像

神戸市須磨区・垂水区でも近年は住宅ローン金利の上昇をきっかけに売却相談が増えています。住宅ローン金利上昇で売却相談が増加?理由と判断のポイントを解説

売買

財田 紗月姫

筆者 財田 紗月姫

不動産キャリア31年

はじめまして。「街の不動産屋さん」株式会社アサヒコーポレーションの財田紗月姫(たからださつき)です。業界歴31年。賃貸・売買・住み替え・相続・売却まで、不動産のことなら何でもご相談ください。お客様に寄り添い、ご相談からお引渡しまで責任を持ってサポートいたします。「相談して良かった」と思っていただける対応を心掛けています。お気軽にご相談ください。皆様とのご縁を心よりお待ちしております。

住宅ローンの金利上昇や建築費の高騰が続き、マイホームをこのまま持ち続けるべきか、それとも売却や賃貸を検討すべきか悩む方が増えています。金利上昇や建築費高騰が続く今、「まだ大丈夫」と思っていても、市場環境は少しずつ変化しています。早めに現在の資産価値や住宅ローン残高を整理しておくことで、売却・賃貸・住み替えなど、将来の選択肢を広げることができます。株式会社アサヒコーポレーションでは、須磨区・垂水区を中心に神戸市全域・明石市まで無料査定・売却相談を承っております。「売るか貸すか迷っている」という段階でも構いません。地域密着の街の不動産屋さんとして、お客様一人ひとりに合ったご提案をいたします。
毎月の返済額が家計を圧迫し始めると、今の判断が数年後の暮らしを大きく左右するため、慎重かつ客観的な検討が欠かせません。
一方で、金利や物価の動き、住宅市場の状況は複雑で、自分だけで判断するのは簡単ではありません。
そこで本記事では、住宅ローン金利の上昇がなぜ家計に影響し、売却相談の増加につながっているのかを整理しながら、売るか貸すかを考える際の判断材料とシミュレーションの考え方を分かりやすく解説します。
今の住まいについて後悔のない選択をしたい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

金利上昇と建築費高騰が家計に与える影響

最近は、日本銀行の政策金利引き上げに伴い、住宅ローン金利もじわじわと上昇しています。
内閣府の経済財政白書でも、住宅ローン金利の上昇を背景に、新規の住宅資金需要がやや減少傾向にある一方、全体としては大きな変調はみられないと整理されています。
しかし、国土交通省などの調査では、新規貸出の約8割超が変動金利型となっており、今後の金利動向によっては多くの借り手の返済負担が増える可能性があります。

一方で、物価上昇と建築費の高騰により、住宅取得に必要な総額そのものが大きく膨らんでいます。
内閣府の日本経済レポートでは、建設工事費デフレーターが上昇傾向にあり、新築住宅の建設コストが押し上げられていることが示されています。
これに住宅ローン金利の上昇が重なることで、同じ価格帯の住宅でも、以前より借入額を抑える必要が生じたり、毎月返済額が増えやすくなっている点が家計にとって大きな負担となります。

特に注意したいのが、変動金利と固定金利で返済負担が増えやすい場面の違いです。
全国銀行協会は、変動金利型では、市場金利の動向次第で将来の返済額が増加する可能性があるため、長期の返済計画に不安を感じる利用者が多いと指摘しています。
他方で、固定金利型は毎月返済額が変わらない安心感があるものの、足元の金利水準が上昇している局面では、借入当初から返済負担が重くなりやすく、家計にとっては「今の負担」と「将来の金利変動リスク」のどちらを重く見るかが重要な判断ポイントになります。

金利タイプ 返済負担が増えやすい場面 家計への主なリスク
変動金利型 将来の金利上昇局面 毎月返済額の増加
固定金利型 金利水準が高い契約時 当初から高い負担
建築費高騰時 新築取得や建替え時 借入総額の増大

住宅ローン金利上昇で売却相談が増加している主な理由

まず、住宅ローンの返済額が今後増えるのではないかという不安が、高まっていることが挙げられます。
住宅金融支援機構の調査では、物価上昇などを背景に、約4割の返済者が「実質的な負担感が大きくなった」と感じている結果が示されています。
このように家計のゆとりが薄れる中で、「完済まで保有し続けられるのか」「万一さらに金利が上がったらどうするか」と悩み、早めに売却を検討する方が増えています。
特に、ローン残高が多く、返済期間が長く残っている世帯ほど、将来の負担に対する不安が強まりやすい傾向があります。

次に、収入が大きく増えない一方で、物価と金利の両方が上昇していることが、家計を圧迫しやすい構図を生んでいます。
内閣府の資料でも、住宅価格の上昇により負債残高対年収倍率が若い世代を中心に高まっていることが指摘されており、返済余力に余裕がない世帯が増えています。
さらに、住宅金融支援機構の調査では、物価上昇を理由に返済負担の増加を感じる人が多く、住居費以外の支出も削りにくい中で、家計全体のやりくりが難しくなりやすい状況がうかがえます。
こうした状態が続くと、少しの金利上昇でも家計に与える影響が大きくなり、「無理をして持ち続けるより、早めに売却してリスクを減らしたい」という考え方につながりやすくなります。

また、将来の金利見通しやローン残高の多さを踏まえ、「今のうちに売却した方が安全」と考える人が増えていることも重要です。
民間調査では、長期金利の上昇傾向から固定型住宅ローンの金利が上昇基調にあることが示され、金利負担の先行きに警戒感を持つ利用者が増えています。
一方で、変動金利型を選択している世帯は依然として多く、金利リスクへの理解が十分でない層も一定数存在することが、住宅金融支援機構の調査から分かっています。
そのため、「これ以上金利が上がる前に、ローン残高が大きいうちに出口を考えたい」という発想が広がり、売却相談の増加につながっていると考えられます。

売却相談が増える背景 家計への具体的な影響 相談を急ぐべき世帯像
金利上昇への将来不安 返済額増加リスク拡大 返済期間が長く残存
物価高と実質負担増 生活費と返済の両立難化 収入に余裕の少ない世帯
住宅価格の高止まり 今売れば残債圧縮が可能 ローン残高の多い持家世帯

「売るか・貸すか」で押さえるべき判断材料とシミュレーション

まず、売却と賃貸では、住宅ローン残高との向き合い方が大きく異なります。
売却の場合は、売却代金でローン残高を完済できるかが重要な分かれ目です。
一方で賃貸にする場合は、ローン残高が残ったまま家賃収入で返済を続ける形になるため、金利水準の変化が長期にわたり影響します。
さらに、固定資産税や管理費などの維持費も、売却と賃貸のいずれを選ぶかで負担のタイミングや総額が変わるため、冷静な比較が欠かせません。

次に、「貸せば本当に家計が楽になるのか」を数字で確認することが大切です。
賃貸に出す場合は、見込まれる家賃収入から、住宅ローンの毎月返済額、固定資産税、火災保険料、管理費や修繕積立金などを差し引いて考えます。
このとき、空室期間や募集時の広告費、入退去時の原状回復費用なども、数年単位で均して見込んでおくと、赤字になりにくいかどうかがより正確に見えてきます。
表のように項目ごとに整理し、毎月いくら手元に残るのか、あるいは不足が生じるのかを確認すると、感覚ではなく根拠のある判断につながります。

さらに重要なのは、現在の数字だけでなく、将来の変化も織り込んだシミュレーションです。
変動金利で借りている場合は、今後の金利上昇により返済額が増える可能性を意識しておく必要があります。
あわせて、賃貸として保有し続ける場合は、長期的な空室リスクや、大規模修繕が必要になる時期と費用も想定しなければなりません。
複数の前提条件を置いて、売却した場合と賃貸した場合の家計への影響を比較することで、自分たちのライフプランに合う選択肢が見えやすくなります。

項目 売却を選ぶ場合 賃貸を選ぶ場合
住宅ローン残高 売却代金で一括精算 家賃収入で返済継続
金利上昇の影響 完済できれば影響限定 返済額増加リスク継続
維持費負担 売却後は原則不要 税金や修繕費を長期負担

金利上昇局面で後悔しないための相談タイミングと準備

売却や賃貸を検討し始めた段階で、まず確認しておきたいのが現在の住宅ローン条件です。
具体的には、残りの返済期間、金利タイプ、金利水準、団体信用生命保険の内容などを整理しておくことが重要です。
住宅金融支援機構の調査でも、多くの利用者が今後の金利上昇を見込んでおり、返済負担への不安が高まっているとされています。
こうした状況だからこそ、借入状況を正確に把握したうえで、売却や賃貸の選択肢を検討することが、後悔を減らす近道になります。

次に、自宅の資産価値や売却可能価格のおおよその水準を把握しておくことが大切です。
近年は建築費と物価の上昇により、新築住宅の価格水準が高止まりしており、その影響で既存住宅の価格にも下支えの力が働いていると指摘されています。
一方で、金利上昇によって購入希望者の返済余力が厳しくなれば、将来的に売れにくくなる可能性も否定できません。
そのため、周辺の成約事例や査定結果などを参考にしつつ、今の市況でどの程度の価格帯であれば売却が現実的か、方向性だけでもつかんでおくと判断しやすくなります。

さらに、金利や価格の動向だけでなく、税金や諸費用を含めた総額のシミュレーションも欠かせません。
住宅金融支援機構などが提供する返済方法変更や借換えの試算ツールを活用すると、金利上昇時の返済額や総返済額の変化を客観的に確認できます。
また、国の調査では変動金利型から固定金利型への関心や相談が増えていることも示されており、今後の金利リスクを意識した見直しニーズが高まっている状況です。
こうした情報とあわせて、地元の市場動向や税制を踏まえた売却相談を早めに行うことで、「売るか・貸すか」の判断精度を高めやすくなります。

確認したい項目 主なチェック内容 相談のねらい
住宅ローン条件 残期間と金利タイプ整理 返済負担と金利リスク把握
自宅の資産価値 想定売却価格の確認 売却と賃貸の収支比較
税金と諸費用 売却時費用と税負担 手取り額と将来負担試算

まとめ

住宅ローン金利の上昇や建築費高騰で、「売るか・貸すか」の判断はますます難しくなっています。
返済額や今後の金利見通し、家賃収入とのバランス、将来の修繕費や空室リスクまで総合的に見ることが大切です。
とはいえ、ご自身だけで正確に試算するのは簡単ではありません。
当社では、売却と賃貸それぞれのシミュレーションを行い、お客様の家計やライフプランに合った選択肢をご提案しています。
「今動くべきか」を整理したい

こんな方はぜひご相談ください

● 住宅ローン残高が気になる

● 売却価格を知りたい

● 売るべきか貸すべきか迷っている

● 相続した家をどうするか悩んでいる

● 住み替えを検討している

査定・相談は無料です。

須磨区・垂水区を中心に神戸市全域・明石市まで対応しております。ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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